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アルコーン (グノーシス主義) : ウィキペディア日本語版 | アルコーン (グノーシス主義) アルコーン(ギリシア語:Αρχων)とは、グノーシス主義における低位な神的存在の名称であり、「偽の神」のことである。この名称は、古代ギリシアのポリスにおける最高執政官の称号と同じで、「世俗的権力者」という意味が込められていると考えられている(古代ギリシアの官職は、アルコンを参照)。 == 概説 == グノーシス主義においては、アルコーンは低次霊的存在で、地上の支配者である。アルコーンに対比されて、超越的天上界に位置する諸アイオーンが存在する。アイオーンはグノーシス主義における「真の神」であるが、グノーシス主義では、通常、「神」(ギリシア語:theos、ラテン語:deus)とは呼ばない。「真の神」とは、あくまで「偽の神=アルコーン」と対比するときに使われるだけで、グノーシス主義外部からの形容だとも言える。
抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「アルコーン (グノーシス主義)」の詳細全文を読む
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